希望を明日に繋げる

被災地の目線でー児玉龍彦氏



年明けに録画されたと思われる児玉先生のインタビューを見つけた。長いけど是非少しでも多くの人に聴いて欲しい。時間がない人は文字起こしもあるので読んでほしい。









「除染除染と言う前に何故汚染地域にいる住民を避難させるよう訴えない?」

と児玉先生を責める人も少なくないようだけど、私は児玉先生を信じたい。

それは、私の故郷が福島市と同程度の汚染地が多く広がるホットスポットだからかもしれない。









除染を諦めるということは、自分の家を、故郷を捨てるということだ。

想像して欲しい。自分の生きる、ないし育ってきた思い出の場所に、もう戻れなくなる、ということを。

今の自分の生活を捨てて、新しい人生を見つけるために彷徨わなくてはいけない、ということを。









山や畑を除染することが、果たして可能なのか。

本格的に除染をしようとすれば福島の平均一戸建て住宅当たり500万円かかるという。

除染した汚染物をどこに処理するかという問題もある。

気が遠くなるような額の投資をしなくては除染は実現しないだろう。









逆に、中途半端な除染を行うだけでは、土壌や建物に染み込んだ放射性物質は留まり、その地の水や作物を汚染し続け、結局人々が以前のように暮らせる土地には戻らないであろう。









児玉先生は国に対し、本気で汚染地域を救おうとするならば、これだけの予算が必要だと、既に訴えておられる。

また、決して避難という選択がないと、言っておられる訳ではない。生きている間、戻れない地域もかなりある、ということも言及しておられる。

このレベルであれば除染が可能であろうと判断した上で、南相馬市などの福島県の地域に毎週末除染指導に通っておられるのであろう。









初めから除染は到底無理だ、避難するしかない、その土地は捨てるしかない、と安全圏から言うのは簡単だ。

そうして住む場所を失った人々に、新しい生活の場を誰かが用意しているというのか?

追われたコミュニティに、新しい土地が提供されるというのか?

汚染された土地の歴史や文化はどうなるのか?









原発というのは、ひとたび過酷事故が起これば、そういう事態が起こりうるのだと、日本だけでなく世界中の人々が意識しなくてはいけないと思う。

明日、3月11日。

あれから、1年。









地震や津波は人間が止めることはできないけれど、原発ならば止めることができる。









亡くなられたたくさんの方々の尊い魂が、安寧の地に上られていることを。

そして、最愛の家族や生活の場を失った皆様の心の痛みが、少しでも、少しずつでも、和らいでいることを。

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2011年08月25日のつぶやき




  • RT @otomojamjam: ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図3?子どもたちを被ばくから守るために」放送日時:2011年8月28日(日)22:00~23:29 NHK Eテレ。木村真三ETV特集第3弾、福島での除染の様子が放送されます。
    Posted at 05:09 PM



  • https://twitter.com/mineminette


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WARNING (警告)

いしだ壱成の「WARNING」という歌を知っているヒトはどれぐらいいるだろうか? 

いしだ壱成のデビューシングルである。

ちなみに、私は今日まで知らなかった人間だ。

ごめんよ、いしだくん。







1994年、いしだくんが19歳のときにリリースされた、彼自身で作詞作曲した曲だそうだ。

歌詞は、下の通り。







「WARNING」



作曲:いしだ壱成

作詞:いしだ壱成




星を見ていたい この目が見えれば

歩き続けたい この道があるのなら

唄い続けたい まだ歌があるのなら



愛し続けたい あなたがここにいるならば



43個の End Of The Day

扉の向こうは 割れた世界

大口開けた曇り空

身体に焼きつく LOVE BITES




Woo Oh This is a warning

Woo Oh I'm telling you my warning

Woo Oh This is a warning

Woo Oh The planet's in the warning



消えてしまいたい 許されるのなら

自由になりたい 逃れられるなら

聴いていて欲しい まだ生きていたいなら

泣かないで欲しい あるべき流れだから



心を溶かす黒い雨

コンクリートに降り注ぐ

踊り続ける Babylon System

喰らい続けろ その日まで




Woo Oh This is a warning

Woo Oh I'm telling you my warning

Woo Oh This is a warning

Woo Oh The planet's in the warning



Woo Oh This is a warning

Woo Oh I'm telling you my warning

Woo Oh This is a warning

Woo Oh The planet's in the warning



Woo Oh This is a warning

Woo Oh I'm telling you my warning

Woo Oh This is a warning

Woo Oh The planet's in the warning










彼が

「43個の End Of The Day」の43は、その頃の日本にある原発基数だったのだろうということ、この歌が反原発を唱えたものだと、今こういう世の中だからこそ、察しがつく。

最近のインタビューで、カミングアウトしたらしい。









ちょっと調べてみたら、94年(93年度)の営業運転原発基数(表2-6-4)が46基、前年が42基だから、いしだくんがこの歌を書いた頃は多分43基で正しかったんだと思う。









今でこそ、反原発、脱原発を唱えるアーティストも増えてきているけど、94年からそういう意識があったいしだ壱成、キミはすごいよ。

この頃から、WARNING警告していたわけだ。









94年て、バブルがはじけて一気に学生就職氷河期が始まった頃だよね。

それでも、日本の経済の衰退を、エネルギー問題を本気で考えてた人なんて、どれだけいただろうか?

また日本にはバブルが戻ってくる、豊かな生活、明るい未来を約束するインフレは戻ってくる、と大部分の人が思っていたに違いない。

少なくとも、私はぼんやりと後者を考えていた大部分の人間だった。

原発の危険性なんて、原子力エネルギーの怖さなんて、弱者を踏み倒してまで原発を推進していこうとするロビー活動なんて、全く知ることなく生きていた。

ついこの間、今年の3月12日まで。









震災後1ヶ月ぐらい経った頃だろうか、彼のブログを偶然にも見つけて読んだことがあった。

それは、震災の数日前に書かれた文章で、幼い頃彼が母と四国の伊方原発の出力調整実験反対デモに参加したときの機動隊との衝突の様子、そのとき少年だったいしだくんが感じたことが赤裸々に綴られていた。

チェルノブイリの事故は、運転停止中に起こったと聞いていたが、実は、この出力調整実験中に起こったのだという。









どうして、私達日本人は、そして、世界の原発推進国は、チェルノブイリを教訓にできなかったのだろう。

崩壊寸前の共産国だから、技術が甘かったのだと、戦後復興を遂げ『技術大国』という称号を世界から得、経済先進国として闊歩していた日本は、高をくくってはいなかったか?









しかし実際、それから25年が経ち、東電福一原発の事故は起こってしまった。









チェルノブイリでは事故の翌日の午後、原発に隣接するプリシャチ市に1300台のバスが送られ、3時間内にすべてのプリシャチ市民が5~60km離れた地域に避難させられたのだという。(チェルノブイリ事故の研究をなさってこられた、京都大学原子炉研究所「熊取六人衆」の一人、今中先生の資料から)









日本という国は、果たして、チェルノブイリで何を学んだのだろう。

この国は、20年前に崩壊した共産国よりも、国民の命を尊んだ対応をしてくれただろうか?

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2011年08月20日のつぶやき(また仏原発で小火ほか)




  • 【原子炉は爆発しないという推進団体の広告を掲載した「朝日」1975年8月27日付】8/7赤旗日曜版5面に掲載されていたそうです...こうやって国民は『原発は安全』と洗脳されてきたわけですね。 http://t.co/d3VS0FH via @twitpic
    Posted at 05:51 AM




  • D?but d'incendie sans gravit? ? la centrale nucl?aire de Saint-Alban - Grenoble City Local News http://t.co/3rm4Y7g また仏の原発基地内変圧施設で小火!
    Posted at 08:34 PM




  • 続き。前回は7/2にトリカスタン原発でやっぱり変圧施設で黒煙を上げる事故が、今回はイゼール県サンタルバン原発で小火。先週はブジェ原発で高度放射能瓦礫が施設外の処理所(砕石所?)に間違って運ばれたって事故もあったっけ。いずれも、「問題はありません。直ちに解決しました。by EDF」
    Posted at 08:38 PM



  • https://twitter.com/mineminette


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2011年08月17日のつぶやき(誰も責任取らないらしい)


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にーとまーの5歳違いの日仏男児との日常を綴っています。

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