花の命は短く

フィギュアスケートも、お祭りイベントの国別対抗戦を残し、ほぼシーズン終了。









来年は、いよいよ冬季オリンピック@平昌。

「真央ちゃん、三度目のオリンピックへの挑戦、頑張って!!」

と思っていた矢先の、引退のニュース…!











かなりショックでありました。









フィギュアスケートファンではあるものの、元来のあまのじゃくな性格から、熱狂的なファンに愛され、圧倒的な人気を誇る選手には、いささか引き気味になってしまうが故、真央ちゃんについても、静かに見守る程度で、「大ファン」というわけでもなかったのにも、かかわらず…









なんだろう、この、喪失感は。









今の羽生選手の人気に牽引される日本のフィギュアスケートフィーバーのベースは、真央ちゃんが作ったといっても、過言じゃないと思います。









手足が細長く綺麗で可愛らしい容姿、愛らしい笑顔、真摯なものの受け答えと、ちょっと天然が入った天真爛漫さ。











そして、天性の才能に加えた、ひたむきな努力。









彼女の代名詞になっているトリプルアクセル(=3回転半ジャンプ)は、現在女子シングル界を席巻するロシア勢にも、大会で跳ぼうとする女子選手はいません。

多分、練習では跳んでいる選手もいるのでしょうが、難易度が高いにもかかわらず、加点はそれほど高くなく、失敗した時のダメージが大きいから、あえてプログラムに組み込まないのでしょう。









2006年のトリノオリンピックには、出場資格ができる15歳の誕生日まで数ヶ月足らず、不参加だった真央ちゃん。



ジュニアだった真央ちゃんは、すでに、トリプルアクセルのコンビネーションを跳んでいて、長野五輪での男子シングル銅メダリストのフィリップ・カンデロロなど、日本内外のフィギュアスケート専門家から、「天才少女」と評されていました。









真央ちゃんが、トリノオリンピックに出場できていたら…!

そんなことを考えてしまうフィギュアスケートファンは、私ひとりではないはず。









彼女がシニアに転向して間も無く、ジャンプの回転やジャンプに入るまでの繋ぎの演技などに、厳しい判定が下されるようになり、素人には理解し難い回転不足やエッジの使い方で、ミスがないように見えるのに減点される選手が多くなってきました。

真央ちゃんや鈴木明子選手、安藤美姫選手、ブライアン・ジュベールなんかは、この判定に特に泣かされた選手たちで、だんだん彼らが、得意としていたジャンプを迷いながら跳ぶようになっていくのが、素人目にもわかりました。









真央ちゃんに至っては、重心を前屈みに溜めて跳び上がりがちのトリプルアクセルが、演技の流れを止めていると評されたこともあり、ジャンプの抜本的な改善をしていた時期もありました。

トリプルアクセルを回避して、流れがつけやすく加点の良い3回転のコンビネーションを跳ぶようにするという選択肢も、彼女にはあったはずなのに。









彼女のそんな実直で努力を惜しまない姿勢も、多くのファンを惹きつけた要因のひとつだったのでしょう。









元フィギュアスケート選手の太田由希奈ちゃんが、バンクーバーで銀メダルを獲得した真央ちゃんを

「銀盤の女王は、やっぱり、銀なのかな」

とコメントしていましたが、彼女は銀盤の女王、というより、銀盤のプリンセスであったと思います。









バンクーバーでのフリーの「鐘」の情熱的な演技、ソチでのフリーの完璧で力強い演技、東日本大震災の年のエキシビションでの「ジュピター」の祈るような演技…



たくさんの感動をありがとう、真央ちゃん。

そして、本当にお疲れ様でした。















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