7歳児の事情

まーの柔道教室の間、一緒に待っていたRくんママと立ち話。











昨年度同じクラスだったRくんは、まーと保育園からのお友達。

今年からは柔道教室も、週2回、同じ曜日、時間帯になりました。











Rくんママ。

「先週、Aくんのママから、『うちの子、おたくのRくんからこの前、「お前は“バカCrétant”だから一緒にもう遊ばない」って言われたって、とっても落ち込んでて…』って言われちゃって…。」











Rくんとまーは、どっちかと言えばおとなしい方ではないけれども、ガキ大将タイプでもなく、どちらかと言うと、やんちゃなリーダー格の子にそそのかされて、ときどきいじわるなんかも、しちゃう、というタイプ。











Rくんママは、そもそも昨年まで仲良しだったAくんに、Rくんが、突然そんなことを言うようになってしまったのかも、家でRくんが使ったこともないような“バカ”なんて言葉をお友達に発してしまったのかも、理解できず、Rくんに言ったそうです。

「嫌いな子がいてもいいし、その子と無理に仲良くする必要はないよ。でも、その子にそんなひどい言葉を使って、遊ばない、って言わなくてもいいでしょ?」

すると、Rくん、

「Bくんから、“あいつ(Aくん)は“バカ”で面白くないから、もう一緒に遊ばない。Rもだぞ。はっきりもう遊ばないってAに言うんだ。じゃないと、Rとも遊ばないぞ“」って、言われたから…」

と言い訳したんだそう。









Rくんと、

Rくんが“バカ”だから一緒に遊ばないと言ったAくんも、

RくんをそそのかしたBくんも、

そして、まーも、

みんな昨年同じクラスだったお友達。











Bくんは、まさにガキ大将タイプ。

運動神経も良くて、自分に自信たっぷりで、注意されても口答えしたり、逆に注意した大人をバカにするような言葉を発しちゃう子。

まあ、頭の回転も良く、悪い意味でませているのでしょう。

私もうまくできなかったフランス語の発音を失笑されたこともありますが、そこは大人、笑顔で、「おばさんは、フランス人じゃないから~」と流しましたが。











「私、ここだけの話、あの子好きじゃないのよ。自意識過剰で、口も悪くて…」

と、Rくんママ。











流れで、

「実は、うちでも、Bくんの話に、ちょうどついこの前、なったのよ…」

と、我が家の事情も打ち明けることになってしまいました。











夕食のとき、まーが、

「サッカースクールに入りたい。休み時間にサッカーしてた時、Bくんに下手くそって言われた…」

と、愚痴って、

「なんだ、そのBってやつは! 自分、サッカーの監督かってんだ! 今度そんなこと言われたら、『お前に関係ないだろ!』って言って、もうそいつとは遊ぶんじゃない!」

と父親が腹立てて一蹴されちゃったのでした。











まー、しゅん…。

いやいや、パパはまーに腹立てたんじゃないからね、まー









まー的には、サッカースクールに入りたいっていうところに、ポイントがあったんじゃないかって気もしますが、私たちがスクール送迎をしてやれないので、そっちの方はまぁ、当面無理なんですけれども。









翌日。

夕方まーに、

「またBくんになんか言われた?」

と聞くと、うん、という返事。









「へたくそ。センターなんかやるな、って」









そんなことひどいこと言われて、もうBくんとサッカーするのやめたら?と言うと、サッカーが好きだから、やめたくない、とまー

別の子たちとサッカーしてあそぶというのも、ボールの数も、校庭のスペースも限られていて、できないんだと。









私:「他の子も、Bくんにそんなこと言われてるの?」

まー:「うーん…ときどき。でも、サッカースクールに行ってる子は、みんな上手だし。あんまりサッカー上手じゃない子たちは、一緒にやらなくなっちゃったし。」

私:「そっかー…ごめんね、まーをスクールに通わせてあげることはできないんだけど… そういえば、Bくんは今年から柔道教室も一緒だよね? 一緒にペア組んで稽古したり、仲よさそうにしてるじゃん。柔道の時はそういうこと言われないの?」

まー:「柔道の時は、優しいし楽しい」











う~ん、そうか。

Bくんは、自分と優劣つけて、出来ない子たちにイライラしちゃう子なんだな。

まーは、とりあえず柔道は出来る方だから、Bくんも一緒にいてイラつかないのであろう。









私:「まーはさ、そういうイヤなことBくんから言われて、なんか言い返したりしないの?」

まー:「昨日言ってみた。“そういうこと言うなよ。おまえに関係ないだろ”って」

私:「そしたら、Bくん、なんだって??」

まー:「“うっせーよ、だまれ”って」

おまえが、うっせーよ、だまれだ!!!!!









私:「でも、まー、えらかったね! 言われっぱなしじゃなくて、ちゃんと『そんなこと言うなよ』って言えて! まーは、Bくんみたいなこと、他の子に言うことある?」

まー:「言わない」

私:「なんで? 言いたくならないの?」

まー:「だって、その子が上手にできないかどうかであって、ぼくのことじゃないから。」









ちなみに、この会話、私:日本語、まー:フランス語っていう、子供への母国語伝承に失敗した母親によるフランスで生まれ育った子供たちとの、傍から聞いてると奇妙奇天烈であろう会話形式で行われているのですが、この、まーの最後の実際のフランス語のセリフと、その直訳は、こちら↓

「Parce que c’est pas ma vie, c’est pas mes affaires. Même si quelqu’un n’arrive pas à faire quelque chose que je peux, je m’en fous. それは僕の人生じゃないし、僕の知ったこっちゃない。誰かが僕ができることができなくても、どうでもいい」



直訳すると、ずいぶん、大人びたこと言ってるみたいですが、この前パパに言われたことそのまま忠実に繰り返してるだけであります。

パパ、哲学的すぎると思ったけど、7歳児がちゃんと自分ものにしてる!











私:「そうだよねー。そのとおりだよねー。それにさ、まー、Bくんにそういうこと言われるのイヤじゃない?」

まー:「うん、イヤだ」

私:「自分がされたらイヤなことは、他の人にしない方がいいよね」

まー:「うん、そうだね」











まーが、母親の私が想像していたよりも、精神的にずっと強くて、びっくりしちゃいました。









私がまーの立場だったら、お友達からそんな風にけちょんけちょんに言われたら、きっと落ち込んで、本当はサッカー遊びをしたくても、もうしなくなっちゃうんじゃないかなー。

言い返すことも、できなかったと思う。











それにしても、親的には、Bくんというのは鼻持ちならないイヤな奴だけど、Rくんにしても、まーにしても、一緒にいたいお友達みたい。

子供達には、「仲良しでいたい」っていう何かが、あるのかなぁ。











いやぁ~、7歳の子供の世界も、いろいろと大変なんだなぁ、としみじみ感じてしまいました。

たくましく育っておくれ、まー













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半分、青い。にハラタツ毎日

炎上商法って、言葉、今の日本では頻繁に使われているみたいですが、

あー、こういうこと言うんだなー、

とつくづく感じてしまうのが、今の朝ドラ。











ツッコミどころ満載で、

登場人物にも物語展開にも共感できず、

不快な言動満載で、

文句ばっかり言いたくなっちゃうんだけど、

その先をチェックしたくなってしまう。

ツッコミを入れたいがために。











そういうのって、今までなかったし、

それを狙って制作側がこのドラマを作っているのであれば、

それはそれで成功だと思う。

けど。











私が全話チェックした朝の連ドラは、

「あまちゃん」と、「とと姉ちゃん」だけだけど、

純粋に2つとも面白かった。

ツッコミどころはなかったわけじゃないけど、

不快感はなかった。











なんでかっていうと、

全ての登場人物にドラマがあって、

それがわかる人物描写が、ドラマの一部になっていて、

一連の流れになっていたから。











あまちゃんの主人公は、最後まで20代だったけど、

10代から20代になるにあたり、

いろんなところで揉まれて、成長してるところはわかったし、

とにかく脇役陣が、輝いてた。











どうして輝いていたのかというと、

彼らについての描写が、余すところなくあったから。











キョンキョンの若い頃の描写と現在の繋がりも、

とーっても自然だったし、

いろんな伏線を回収をしながら丁寧に描かれてた。











とと姉ちゃんも、主人公の妹たちのドラマも、

主人公の邪魔にならないように、

ちゃんと描かれてたし、

どういう人生を送っていくのか、

見ることができた。











紆余曲折あって、

職業婦人として結婚もせず老いていく主人公も、

「そういう人生もあるんだね」

と思わせてくれたし。











違和感があったのは、老婦人になったとと姉ちゃんの老けメイクと、

いくらなんでも若すぎるおばあちゃん役の大地真央ぐらいか。











一方で、今回の朝ドラ…

































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新学年度@2018スタート

子供達の、長い長い、なが~い、夏休みが終了し、2018/19年度の新学年度が、いよいよスタートしました。













私自身は、フランスで仕事を始めて以来、

「こんなに休まなかった夏はないっ!」

というレベルで、ほぼほぼ夏休み返上で働いてたので、

(なんて書いたら、日本で働く皆さんから「どの口が言う⁉」と怒られるでしょうけど…)

いまいち、

「夏休み、おわっちゃったー、さあ、仕事仕事!」

ってメリハリもないんですけれども。











今年は、にーの放課後のラグビーの練習が月水木の週3日に、まーの柔道の練習は水金の週2日になり、土曜日はまーが補習校、にーは試合日になるらしく、月曜日から土曜日まで、いよいよ他の予定を入れられなくなって来ました。











今年も続けるつもりだったZumbaは、そんな子供達の密な予定のことと、痛みが完治しない膝のこともあり、結局、諦めることにして、膝への負担が少ない運動を模索中。

友達に、アクアジムを勧められてるんだけど、土曜日なのよね…











あー、でも、なんかやんないと、体がどんどん、なまって、たるんでまう~。











自宅でビデオ見ながらエクササイズするとか、むっちゃくちゃ苦手だし、たぶん続かなそうだし。











悩ましいところであります。











子供たちは、新学年度最初の1週間を終え、新編成のクラスにも、(またまた)微妙に変わった通学時間にも違和感なく溶け込み、すっかり夏休みモードからの切り替えはできたようです。

小学校に上がるまでは、新学期、新学年度になる度に、なかなか馴染めずグズグズメソメソしていたまーでさえ。











頼もしくなったねぇ!











私も負けてられないぞ

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にーとまーの5歳違いの日仏男児との日常を綴っています。

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