フランス・コロナ禍でスポーツはどうなった

5月11日から、外出規制措置が解かれ、少しずつ様々な環境が通常運転になりつつある、フランスでありますが、今日は、そのスポーツの分野がどんなことになっているのか、ということを、ラグビーを中心にお話しします。




の前に。
外出規制措置」って日本語は、自分で今まで使っておいて、どうなんだろう、っていうことで、ちょっとお断り。
くどくなるので、本題だけ読みたい人は、スクロールして次の本題のの赤字まで飛んでください。

日本だと、ロックダウンに該当するんだと思うんですけど、なんだよ、その横文字!って気持ちがあって、それは使いたくなかったんですよね。
フランスでは、日本やアメリカで使われているところの、今回のコロナ禍中での「ロックダウン」は、「Confinement」という言葉で表現されています。今まで聞いたことももちろん使ったこともなかった言葉ですが、仏和辞典にも載っています。




一番最初の意味は「閉じ込める(閉じこもる)こと」。
合ってるんだけど、なんかニュアンス違うでしょ。
ちなみに、「Confinement」の反意語は、「Deconfinement デコンフィヌモン」
英語のLockdownは、もともと、「〔安全措置として部屋・建物・場所を〕封鎖する、立入禁止にする 」って意味だったらしいから、フランスの「Confinement」よりも、今の状況を表現するために、かなり忠実。




日本語では、「ロックダウン」で、みんなしっくりいったのかな。それとも、緊急事態措置?
日本語って、昔から、日本にそれまで存在しなかった意味合いの言葉は、横文字はそのままカタカナで取り入れ、無駄に漢字とか熟語を作ったりしない。本当に、柔軟な言語だよなぁ、と思う。
ただ、カタカナになっちゃうと、ロックの「ろ」が「Lo」なのか「Ro」なのか、とかいう問題も発生しますが。




まぁ、いいや。
ここで言いたかったのは、フランス語のConfinementを日本語訳するとして、一番ふさわしいのは、やっぱりロックダウンなのかなぁ、そう表現するべきなのかなぁ、という自分の迷い。
いやなのよ。自分の馴染みのないカタカナの単語にするのがっ。
変なとこ、頑固ですから。




というわけで、これまで自分のブログで、「フランスの新型コロナウイルス感染症拡大防止措置⇒Confinement=外出規制措置」と表現していたところを、「緊急事態措置」と表現するようにします
やっぱりロックダウンにしなかった自分。
変なとこ、頑固ですから…





で、本題
緊急事態措置が段階的に解かれ、いよいよ、ラグビーもサッカーも、来る6月22日からプロもアマチュアも再開して良いと、スポーツ大臣からGoサインが出ました!
スタジアムでの試合観戦も、7月11日から可能。
今シーズンはもう再開の見込みはない、というのが、4月中旬の報道だったから、ラグビーファンもサッカーファンも喜んでいることでしょう。





バスケットやバドミントン、卓球などの屋内競技も同様。
ただし、柔道やレスリングなど、屋内競技でも格闘技は、その例外で、9月まで再開を待たなくてはいけないそうです。
格闘技は相手とがっつり接触しないことには、成り立たないからねぇ。
ただ、ラグビーだって、相手とがっつり接触が必要なんですけれども。
だから、柔道協会とかボクシング協会とかが、スポーツ省に、なんでラグビーやハンドボールは良くて、うちらはまだダメなんだよ!と文句を言っているらしいです。





屋内で密だから、なのか、
なにか利権が影響してるのか…
とにかく、ラグビーの立場からは、
🙇‍♀️「お先に失礼しますっ!





まーの柔道クラブからは、活動再開の目処を含め、一切の連絡なし。
結構、真面目に活動していたクラブなので、このノーリアクションにはちょっとびっくりなのですが…
先生、鬱とかになってないといいなぁ。





一方、にーのラグビーの方は、6月中旬に入ってから、練習再開や秋の来シーズン以降のプログラムなどについて、オンライン説明会も含めてかなり動き始めている感じ。
ウズウズしていたんだろうなぁ。





気になる練習内容は、どうやらほぼほぼ、普段通りの模様。
連絡メールには、
「水着とバスタオル要持参」
とあったので、ひょっとして、水遊びつき?





一応、ラグビー練習再開には、こんなステップ表がありました。
20200629015418e83.png

0から「Reprise de competition」までの、7ステップ。

👍 5/22に、ステップ1のボールなしの自主練とステップ2のボールを使った自主練が解禁、
👍 6/9には、ステップ3のパス練が解禁、
👍 そして、明日6/22からは、ステップ4のタッチラグビーと、ステップ5のタックル練が、

一気に解禁します。



ステップ6は、有効試合解禁、で
最終的なゴールは、公式試合の解禁。
これは、恐らく、夏休み明けの9月初旬あたりに、なるのではないかしら。
フランスは、ラグビーもサッカーも、夏休みはシーズンオフですから。




初めてこのステップ表を見たときは、気の遠くなるような双六だなぁ、と思ったものだけど、蓋開けてみたら、一気に2コマ進めたりで、逆に、そんなに急いじゃっていいの、と心配になります。




というわけで、にーも、7月には、秋からU(アンダー)15に進級する仲間たちとの練習が、加えて、週1で練習参加するようになるU16の練習が、たったの2週間ではありますが、始まるそうです。




ちなみに、フランスのジュニアラグビーでは、U15からU18まで、別の呼称が頻繁に使われるようになります。

🏉 U15 ⇨ GAUDERMEN グーデルマン
🏉 U16 (15歳と16歳混合) ⇨ ALAMERCERY アラメルセリ
🏉 U18(17歳と18歳混合)⇨ CRABOS クラボス



「U15大会」じゃなくて「Gaudermenグーデルマン大会」、「U16のトーナメント」じゃなくて「クラボス杯」という風に聞く方が、圧倒的に多いです。




グーデルマンは、20世紀初頭にナンバー8のポストでフランス代表として活躍したラガーマンであり、カーレーサーでもあり、航空士でもあった、ピエール・グーデルマンから、

アラメルスリは、現フランスラグビー連盟副会長ピエール・アラメルスリから、

クラボスは、グーデルマンより少し後の、20世紀前半に活躍したラガーマン: ルネ・クラボスから取られた呼称ですが、
特にクラボスは、1m67cmと小柄ながら、技術に長け、また、その戦略的なプレーから、「天才ラガーマン」「ナポレオン」とも呼ばれていた、フランスラグビー界の伝説的人物で、1960年代にはフランスラグビー連盟会長も務めました。




と、〆は、フランスジュニアラグビーに所属する子供がいなけりゃ、一生知ることもなかったトリビアでございました。









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